大鵬の孫の現在と番付は?王鵬ら納谷四兄弟の今と父・貴闘力の絆
昭和の大横綱として前人未到の優勝32回を数え、国民栄誉賞を受賞した第48代横綱・大鵬。その偉大すぎるDNAを受け継ぐ「大鵬の孫」たちが今、格闘・相撲の最前線でかつてない存在感を放っています。幕内で上位総当たりの地位へと定着し三役の座をうかがう王鵬を筆頭に、関取としてしのぎを削る夢道鵬、そして角界ではなくプロレス界のリングでヘビー級の頂点を目指す長男の納谷幸男まで、兄弟それぞれの生き様が多くのファンを惹きつけてやみません。
偉大なる祖父の威光と、元関脇・貴闘力という波乱万丈な父の背中。あまりにも重い宿命を背負った「納谷四兄弟」は今、どのような立ち位置におり、どのような成績を残しているのでしょうか。本稿では、2026年現在の各人の番付やマット界での戦績、複雑な歩みを経た父・貴闘力との親子関係まで、徹底的な取材データをもとにその深層を解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:大鵬の孫は「納谷四兄弟」であり、3人が大相撲(大嶽部屋所属)、長男の1人がプロレスラー(DDTプロレスリング所属)として活躍している。
- 要点2:三男の王鵬は幕内上位の常連として三役昇進を射程に捉え、四男の夢道鵬も関取昇進を果たすなど、大相撲の舞台で着実に祖父の血脈を開花させている。
- 要点3:かつて不祥事で角界を去った父・貴闘力とは現在も強い絆で結ばれており、YouTubeや独自の指導を通じて息子たちを全力で後押ししている。
【2026年最新】大鵬の孫たちの現在地|幕内・王鵬からプロレス界まで
「昭和の大横綱・大鵬の孫たちは現在どうしているのか?」というファンの疑問に対し、もっとも端的に答えるならば「それぞれの選んだ土俵で、看板に恥じないトップ戦線へと到達している」という言葉に尽きます。かつて「大鵬の孫が入門した」とワイドショーを騒がせた少年たちは、いまや堂々たる体躯を誇るプロの勝負師として成熟期を迎えています。
なかでも相撲ファンを熱狂させているのが、三男・王鵬(本名:納谷幸之介)の目覚ましい躍進です。名門・埼玉栄高校相撲部から大嶽部屋に入門後、恵まれた体格を生かした突き押し相撲に磨きをかけ、幕内上位に定着。横綱や大関を撃破して金星を挙げるなど、角界の次世代を担う旗手として本場所を沸かせています。さらに四男の夢道鵬(本名:納谷幸成)も激戦の幕下上位を突破して十両の座を射止め、関取として定着。兄弟そろって土俵の華として輝きを放っています。
一方、角界に進まなかった長男・納谷幸男は、身長201cmという規格外の体躯を武器にプロレス界で大躍進を遂げました。初代タイガーマスク(佐山聡)の指導を受けてデビューした後、現在はDDTプロレスリングの主力ヘビー級戦士として君臨。団体の最高峰王座に幾度も絡むなど、プロレスファンから熱烈な支持を集めています。それぞれのフィールドで自らの力をもって存在を証明しているのが、現在の四兄弟の実情です。
【家系図で解説】昭和の大横綱・大鵬と貴闘力を繋ぐ納谷家の血脈
彼らが背負う宿命を理解するうえで欠かせないのが、相撲界屈指の華麗さと波乱を含んだ「家系図」の存在です。祖父は言わずと知れた大横綱・大鵬幸喜。そして父親は、気迫あふれる取り口で「土俵の鬼」として親しまれ、引退後は大鵬の興した大嶽部屋を継承した元関脇・貴闘力忠茂です。
大鵬には3人の娘がおり、その三女である納谷美絵子さんと貴闘力が結婚したことで、この奇跡的なサラブレッドの血統が誕生しました。二人の間に生まれたのが「納谷四兄弟」です。
- 祖父:第48代横綱・大鵬幸喜(幕内優勝32回、国民栄誉賞受賞)
- 父:元関脇・貴闘力忠茂(最高位・東関脇、幕内優勝1回)
- 母:納谷美絵子(大鵬の三女、実業家として一家を支える)
- 長男:納谷幸男(プロレスラー / DDTプロレスリング所属)
- 次男:納谷幸林(大相撲力士 / 大嶽部屋所属)
- 三男:王鵬幸之介(大相撲力士 / 大嶽部屋所属・幕内)
- 四男:夢道鵬幸成(大相撲力士 / 大嶽部屋所属・十両)
しかし、この名門一家は順風満帆な歴史ばかりではありませんでした。2010年、日本相撲協会を揺るがした野球賭博問題により、当時大嶽親方であった父・貴闘力が相撲界を解雇されるという激震が走ります。両親の離婚、一家を支える母・美絵子さんの苦闘、そして祖父・大鵬が2013年に逝去するなど、兄弟たちは幼少期から思春期にかけて計り知れない家庭環境の激動を経験しました。その逆境を乗り越え、大鵬が遺した大嶽部屋の門を次々と叩いた息子たちの決断には、並々ならぬ覚悟が宿っています。
【徹底比較】納谷四兄弟の現在・経歴・番付データ一覧
相撲ファンやプロレスファンの間で常に比較・注目される納谷四兄弟。それぞれの現在における立ち位置、これまでの経歴、最高位などの客観的データを一覧表にまとめました。
| 兄弟 / 氏名 | 所属・現在の舞台 | 主な実績・最高位 | 編集部の分析・評価 |
|---|---|---|---|
| 長男:納谷幸男 (1994年生まれ) | プロレス (DDTプロレスリング) | KO-Dタッグ王座獲得 KO-D無差別級王座挑戦多数 | 201cmの巨体を利したパワーファイトでマット界屈指の怪異へ成長。祖父とは異なる道で一流の地位を確立。 |
| 次男:納谷幸林 (1998年生まれ) | 大相撲 (大嶽部屋) | 東三段目上位 (大学相撲出身) | 中央大学相撲部を経て角界入り。怪我に苦しみながらも、部屋の屋台骨を支え愚直に幕下昇進を目指す実力派。 |
| 三男:王鵬幸之介 (2000年生まれ) | 大相撲 (大嶽部屋) | 幕内上位(前頭上位〜小結候補) 金星獲得、序ノ口優勝 | 四兄弟の出世頭。祖父の化粧廻しを継承し、突き押しと四つの両面で進化。大関昇進の期待がかかる逸材。 |
| 四男:夢道鵬幸成 (2001年生まれ) | 大相撲 (大嶽部屋) | 十両(新十両昇進を果たし関取へ) 幕下優勝争い常連 | 父譲りの闘争心と柔軟な足腰を持つ。幕下の壁を破り関取の座を掴み、兄・王鵬を追走する成長株。 |

相撲界とプロレス界を駆ける四兄弟それぞれの足跡とリアル
納谷四兄弟の魅力は、単なる血筋の良さだけではありません。それぞれが全く異なる葛藤を抱えながら、自らの足でキャリアを切り拓いてきたプロセスにあります。関係者への取材やこれまでの報道から見えてくる、4人のリアルな足跡を追います。
長男・幸男:プロレスのリングで開花した「2メートルの巨人」
兄弟の中で唯一、相撲ではなくプロレスの道を選んだ幸男。中学時代から相撲に親しんでいたものの、規格外の身長ゆえに膝への負担が大きく、相撲界ではなくプロレス界の扉を叩きました。2013年、祖父と親交の深かった初代タイガーマスクの「リアルジャパンプロレス」に入門。しかし、デビュー当初は「大鵬の孫」という肩書が先行し、プレッシャーと度重なる負傷に苦しみました。
転機となったのは2019年のDDTプロレスリングへの移籍です。肉体改造を徹底し、持ち前の怪力に加えてダイナミックな空中殺法や強烈なバックドロップを習得。「大鵬の孫」という枕詞を脱ぎ捨て、一人の脅威的なヘビー級レスラーとしてファンを熱狂させる存在へと進化を遂げました。
次男・幸林:名門大学を経て怪我と戦い続ける職人力士
次男の幸林は、埼玉栄高から中央大学へと進学し、学生相撲の激戦区で腕を磨きました。大学卒業後の2020年に大嶽部屋へと入門。すでに弟である王鵬が関取を目前にしていた時期であり、兄としての意地と覚悟が問われる入門でした。入門後は古傷や膝の故障に悩まされながらも、巧みな技術と安定した下半身の粘りで三段目上位で奮闘。土俵際で見せる諦めない粘り腰は、関係者からも高く評価されています。
三男・王鵬:大鵬の化粧廻しを締め、幕内上位で奮闘するエース
四兄弟の中で最も早く頭角を現したのが王鵬です。埼玉栄高相撲部時代から全国大会で活躍し、鳴り物入りで大嶽部屋へ入門。前相撲では3連勝で一番出世を果たし、新序出世披露では、大鵬が現役時代に使用した伝説の化粧廻しを身にまとって土俵に上がりました。このシーンはオールドファンを涙させ、新たな時代の幕開けを告げる象徴的な出来事となりました。
序ノ口、序二段を圧倒的なスピードで通過し、新十両昇進とともに四股名を本名の納谷から「王鵬」へと改名。「王」は大鵬の鵬の字を支える王者を意味し、祖父の偉大さを継承する覚悟の表れでした。幕内に上がってからは上位陣の壁に跳ね返される時期もありましたが、父譲りの突き押しに祖父譲りの柔らかさが加わり、現在では役力士を撃破する大相撲の中心選手として土俵を沸かせています。
四男・夢道鵬:父を彷彿とさせる闘争心で関取昇進
末っ子の夢道鵬は、兄たちと同じく埼玉栄高を経て大嶽部屋に入門しました。四股名にある「夢道」は、夢に向かって自らの道を突き進むという強い意思が込められています。彼の取り口は、四兄弟の中でも最も父・貴闘力に近いと言われており、立ち合いからの激しい突っ張りや前へ出る執念が際立っています。激戦区の幕下上位で幾度も跳ね返されながら、心技体を鍛え上げて十両昇進を達成。兄・王鵬に続く「兄弟同時関取」の夢を現実のものとしました。
父・貴闘力との複雑な確執と現在|角界追放の過去を超えた親子の絆
大鵬の孫たちを語るうえで避けて通れないのが、父・貴闘力との関係性です。2010年の野球賭博問題による相撲界解雇、そして美絵子夫人との離婚により、一時は父子関係の断絶が噂された時期もありました。当時の報道やワイドショーでは、大鵬家を傷つけた父として激しいバッシングが吹き荒れました。
しかし、血の繋がりと相撲への情熱は、世間の憶測を遥かに超えていました。相撲界を追われた貴闘力は、焼肉店「ドラゴ」の経営を軌道に乗せる一方で、自らのYouTubeチャンネル『貴闘力部屋』を開設。相撲界の裏側を赤裸々に語る過激なコンテンツで話題を集める一方、動画内では息子たちの相撲を誰よりも熱心にチェックし、愛のある厳しい檄を飛ばし続けています。
現場関係者によると、現在でも貴闘力は息子たちの取組を欠かさず映像で確認し、求められれば的確な技術的アドバイスを送っているといいます。「突き押しはもっと下から当てろ」「引く癖を直せ」といったアドバイスは、かつて幕内最高優勝を果たした貴闘力ならではの鋭さを持っています。追放という十字架を背負った父と、その父の愛した相撲界で頂点を目指す息子たち。彼らの間には、他者が立ち入れない深く強固な「勝負師としての絆」が存在しています。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|「全員が力士」ではない
ネット上の掲示板やSNSでは、大鵬の孫に関して事実とは異なる情報がしばしば散見されます。読者が誤解しやすい代表的なポイントを整理し、事実を正しく把握しておきましょう。
誤解1:「大鵬の孫は全員大相撲の力士である」
検索クエリなどで「大鵬の孫 全員力士」と検索されるケースが目立ちますが、これは完全な誤りです。前述の通り、長男の納谷幸男はプロレスラーであり、大相撲に入門した経歴自体がありません。四兄弟中、角界で戦っているのは幸林、王鵬、夢道鵬の3人です。
誤解2:「大鵬の孫は全員が同じ四股名『〇〇鵬』を名乗っている」
祖父・大鵬の名残である「鵬」の字を四股名に持つのは、三男の「王鵬」と四男の「夢道鵬」の2人だけです。次男の幸林は入門以来、本名である「納谷」の四股名で土俵に上がり続けています。これは弟たちとは異なる、愚直に自分の足元を固めようとする本人の美学によるものです。
誤解3:「父・貴闘力とは完全に絶縁している」
両親の離婚や解雇騒動から「絶縁状態」と書き込まれることがありますが、これも実態とは異なります。公の場での過剰な接触こそ控えているものの、陰ながら息子たちを支え、息子たちもまた父の相撲に対する情熱と技術を深く尊敬しています。
【実態検証】ファンと専門家が見る「大鵬の孫」の現場評価
国技館に足を運ぶ好角家や相撲専門誌の記者たちの間では、大鵬の孫たちに対する評価は年々「血統への興味」から「個人の力量への純粋な賞賛」へとシフトしています。
「新十両に上がった頃の王鵬関は、どうしても『大鵬の孫』という看板の重さに押し潰されそうに見えた。しかし幕内で場数を踏み、上位の強烈な当たりを跳ね返すようになってからは、自分の相撲に対する確固たる自信が顔つきに表れている」(ベテラン相撲記者)
また、SNSや相撲ファンのコミュニティでも、兄弟の取組に対する熱量は高まる一方です。
- 「王鵬の突き押しが父親の貴闘力にそっくりになってきて鳥肌が立つ」
- 「長男の幸男がDDTのメインでベルトに挑戦する姿を見て、大鵬の血の凄まじさをマット界で実感した」
- 「次男の幸林が泥臭く三段目で勝ったときの礼儀正しさに、大鵬の教えが生きているのを感じる」
このように、祖父の威光を借りる段階はとっくに過ぎ去り、各人が個別のプロフェッショナルとしてファンから正当に評価されていることが現場の声からも浮き彫りになっています。
【プロの結論】名門の重圧を乗り越える「心理的自立」と現代の血脈論
家族社会学やスポーツ心理学の観点から納谷四兄弟の歩みを分析すると、そこには「二世・三世アスリートが直面するアイデンティティの危機」を乗り越えた見事なモデルケースが見出せます。
昭和・平成のスポーツ界や芸能界において、偉大すぎる親や祖父を持つ子どもたちは、過度な期待や比較によって精神的なプレッシャーに潰される事例が後を絶ちませんでした。しかし納谷兄弟の場合、以下の3つの要素が健全な自立を促したと考えられます。
- 分散された自己実現の場:長男がプロレスという別領域を開拓したことで、兄弟全員が同じ比較軸で消耗することを防いだ。
- 過酷な家庭環境が育んだハングリー精神:父の失脚という試練を経験したことで、「恵まれたエリート」という甘えが完全に削ぎ落とされた。
- 健全な心理的バウンダリー(境界線):「祖父は大鵬、父は貴闘力、自分は自分」という明確な境界線を持ち、先人の看板を利用するのではなく、自らの筋肉と骨で道を切り拓く覚悟を持っていた。
偉大な血筋を呪縛にするのではなく、自らを奮い立たせるガソリンへと昇華させた四兄弟の姿は、家柄や環境の重圧に悩む現代の多くの人々にとっても、深い示唆と勇気を与えてくれるものです。
【大鵬の孫】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大鵬の孫の中で、一番相撲が強い・番付が一番高いのは誰ですか?
A1:大相撲における番付の最上位は三男の王鵬幸之介です。王鵬は幕内上位の地位に定着し、三役昇進を狙うトップクラスの力士として活躍しています。四男の夢道鵬も十両(関取)として追走しています。
Q2:長男の納谷幸男はなぜ相撲部屋に入らなかったのですか?
A2:納谷幸男は中学・高校時代に相撲を経験していましたが、身長が2メートルを超える巨体であったため膝の故障などに悩まされ、自身の体格を最大限に活かせるプロレスの道を選択しました。初代タイガーマスクに弟子入りし、現在はDDTプロレスリングの主力として成功を収めています。
Q3:父親である貴闘力は大嶽部屋の指導に関わっているのですか?
A3:2010年に日本相撲協会を解雇(追放)されているため、日本相撲協会の規定上、大嶽部屋の公式な指導陣に入ることは一切できません。しかし、プライベートな場や自身のYouTube等を通じて、息子たちへの個人的な助言や温かいエールを送り続けています。
Q4:大鵬の孫たちの母親(貴闘力の元妻)はどんな人ですか?
A4:母親は大鵬幸喜の三女である納谷美絵子さんです。貴闘力との離婚や大鵬の逝去という困難な時期にも女手一つで四兄弟を育て上げ、現在は実業家として活躍しながら、息子たちの最大の理解者・応援者として一家を精神的に支えています。
まとめ:昭和の伝説を受け継ぎ、自らの道を切り拓く若き獅子たち
昭和の相撲界に君臨した大横綱・大鵬の孫たちは、いまや「偉大な祖父の孫」という枠組みを軽々と飛び越え、それぞれのリングや土俵で自らの歴史を紡ぎ出しています。
幕内の土俵で大関・横綱を見据える王鵬、関取として牙を研ぐ夢道鵬、泥臭く土俵に食らいつく幸林、そしてプロレス界の巨頭として咆哮する幸男。父・貴闘力の不屈の魂と、祖父・大鵬の気品ある強さを受け継いだ納谷四兄弟の戦いは、これからも日本の格闘スポーツ界を熱狂させ続けるはずです。彼らが刻む新たな伝説の一歩から、今後も決して目が離せません。 (出典: 大鵬 の 孫(Yahoo!ニュース))